phot by @n_s.100
今回のURUSHI HACKは商品の進捗ではなく、
登山の話題から漆を学びます。
焚き火を囲んだ時の、ほっと一息な話題に
一つ覚えてかえってください。
漆ギアを片手に、友達にドヤれる「漆メモ」です。笑
最近登山に行くことが増え、
僕自身、山登りをしながら山の上でcampを楽しむことが増えてきました。
キャンプ場でのキャンプは、自然を楽しみ、
仲間たちと好きなギアを囲んでお酒を交わす楽しみがありますが、
登山でのキャンプは、登る体力的な大変さを乗り越えた先にある
絶景に感動しながら仲間と食べる、カップ麺をすする幸せな時間。笑
という、また少し違った楽しみがあります。笑
どちらも共通しているのは、心の安らぎや休息、自分の居場所、自らと向き合う時間を求めて、キャンプに出向いているところかと思います。
そんな中で得た
#漆メモ を一つ記事にしておこうと思います。
登山をしている人も、そうでなくとも、
登山家の「野口健」さんの名前は
聞いたことのある人が多いと思います。
16歳でスイスのモンブランを登頂し、
その後もキリマンジャロ、マッキンリー、エベレストなど、
25歳にして7大陸世界最高峰を世界最年少で登った有名な登山家さんです。
今は富士山やエベレスト、マナスルの清掃登山を行ったり、
2016年には「熊本地震テントプロジェクト」を立ち上げ、熊本県益城町のテント村を開設したりと、
ボランティア活動にも従事されています。
そんな、世界でも有名な登山家、野口健さんも
「登山に漆は欠かせない」と言っています。
世界最高峰のエベレスト登山に成功した25歳の野口健さん。
しかし、過去2回、途中で登頂を諦めたといいます。
野口さんであっても、過酷な環境で登頂の難しいエベレスト。
ここ100年で200名を超える登山者が命を落としているといいます。
山頂は8884m
その付近は「デスゾーン」と呼ばれ、酸素は1/3程度で、脳に酸素がいきづらくなり正常な判断もできないほどになるそうです。
100gのものを持ち上げるのも大変なほど。
そんな過酷な登山環境。
山頂にアタックするために「ベースキャンプ」という場所があります。
5360m付近にあるベースキャンプは、高所に体を順応させる場所。
そこに着くと、数週間その場所で滞在して体を山に慣れさせます。
通常、エベレストに登るためには、
30日〜60日は必要とされているそうで
それにかかる費用は1000万円程。汗
それくらいのリスクを背負い、
登山家達は命を懸けて
エベレストに夢とプライドを懸けてアタックするわけです。
そのエベレストベースキャンプは、登山家達にとって
「心と体を最大限に休める大切な場所」です。
野口健さんも、この場所にしっかり気を使うことが
登山成功への道だと言います。
そして、ここに出てくるのが
「漆箸」です。
ベースキャンプから上は、いつでも遭難できる環境。
そのため常に緊張状態だそうです。
野口さんいわく、
「休むところにお金をかけるのは、ものすごく大事」
「住環境を豊かにするのは、メンタルにもいい」
暖色系のカーペットをひいたり
和紙のランタンを使ったり、、、
その中に、漆がありました。
夜中に登る場合もあるそうで、ヘッドライトが照らす先に、以前遭難し凍結した登山者を横目に、滑落しないよう登っていくそうです。
まさに恐怖との隣り合わせ。それがエベレスト登山です。
アタックしては、状況を見て戻ることを繰り返す。
そのベースキャンプには、
少しでもメンタルを休める空間を作るようにと、努力されているそうです。
会社や家事で頑張ったあとの家族の食卓や、
疲れきった心を休めるために行く週末のキャンプに、
心を豊かにする漆ギアはいいと思います。
標高5000mでキャンプをする人はなかなかいないと思いますが、
皆様もエベレストに行かれる際は、漆の箸をお忘れなく。笑
#健さん和紙のランタンてなに?
#もうちょいそこんとこ深掘りしてください
最後まで読んでいただきありがとうございます。
参考サイト