『tamate-bako』

想いを詰めるお弁当箱

  • 僕は母が作るお弁当が大好きです。

     

     

     

    僕の住む長浜という地域は、田畑が広がり、琵琶湖のほとりの自然の豊かな田舎町です。

     

    そこに父と母、姉と妹の五人家族で住んでいました。

     

    このあたりの学校では、小中学のお昼ご飯は給食です。

    もちろん給食は好きでしたが、隣町はお弁当の学校もあったので、正直少し羨ましかったのを覚えています。

     

    子どもの頃、お弁当を食べるのは、運動会と遠足のときくらい、、

     

    それでも母が作るお弁当には、僕の好きなものをたくさん詰めてくれて、いつも楽しみにしていました。

  • 高校に進学すると、野球部に入り親元を離れて寮生活をしていました。

    朝昼晩と、寮のご飯です。

     

    試合の時も両親は店が忙しく、なかなか応援に来れず。

     

    でも母はお弁当だけでもと、チームメイトの親に頼んで届けてもらうことがありました。

     

    グラウンドには来れないけど、

    お弁当には母なりの「応援」がたくさん詰まっていました。

    久しぶりに食べるお弁当は、涙が出るほど美味しかったのを覚えています。

  • 僕にとって『お弁当』は、特別なものです。

  • 僕も今では二人の子どもの親となりました。

     

    子どもに想いを伝える。

    そんなところからうまれたのが『タマテバコ』です。

     

    お父さんが漆を塗って完成させてあげて下さい。

     

    お弁当箱は家族の特別な

    きっと一生忘れられない想い出になると思います。

人と人をつむぐ、大島紬 -tsumugi-

  • 専用のケースには鹿児島県奄美大島の伝統工芸品である大島紬(オオシマツムギ)を使用しています。 
     
    私の母が言っていました。
      
    「大島紬の"紬"には、いろんな意味があるんよ。 
    "夢をつむぐ"

    "人と人をつむぐ"とか。

    "子どもの繁栄"とかもね。
    そういう昔から言い伝わる伝統的なモノへの想いが好きなんよね。」
     
    タマテバコのケースには、私の母の大好きな大島紬をあしらいました。